🔥 人間失敗

他人任せの人生をやめ、「自分のコトバ」と「自己決定力」を自分の人生を生き抜く力に!

📚 文章にノウハウは必要か?

Featured image of the post

ノウハウは、真面目な人から文章を奪っていく

文章を書こうとするとき、
多くの人はまず「正解」を探しに行く。

  • 書き方のテンプレ
  • バズる構成
  • 読みやすい型
  • 刺さる言い回し

どれも、間違ってはいない。

かくいう私も、
そんなものを探して回りました。

そして、それらを教わるために、
少なくないお金も使ってきました。

そして、文章を書くために
「正解」を求めるということは、、、

むしろ、親切ですらある。

だって、
読む人のことを考えた結果だろうから。

でも、
ある地点を超えると、
ノウハウは静かに牙をむく。

そしてその牙には毒がキッチリついているんです。

どんな毒か?

文章から、
あなた自身が消えていく。

そんな毒です。

なぜノウハウを使うほど、文章が薄くなるのか

私の経験から言うんですけど、、、

「ノウハウを持ち込むと文章が薄くなる」気がします。

理由はシンプルで…

ノウハウは、

「平均的にうまくいく形」だから。

どういうことかっていうと、、

誰が使っても、
同じような文章になる。

それがノウハウなんです。

よく言えば再現性を高めるのに必要。

  • 導入で問題提起
  • 共感を示す
  • 解決策を提示
  • 行動を促す

とかね。

ん、
その文章って、確かに整っている。

読みやすい。

でも、
読後、何も残らない。

それは、
情報としては正しくても、
体温がないからなんだと思う。

ノウハウは「安全な言葉」を選ばせる

ノウハウを意識し始めると、
頭の中でこんな声が出てくる。

「これは主観すぎるかな」

「もっと一般化したほうがいいかな」

「角が立たない表現にしよう」

まぁ、
書きながらいろんな評価をしてしてしまう。

その結果、文章は

感情は削られ、
違和感は丸められ、
毒にも薬にもならない言葉が並ぶ。

安全。
無難。
正解。

でも、
読まれる理由が一つもない。

読者が欲しいのは「答え」じゃない

私は長い間勘違いをしていました。

読者は、
正しい答えを求めているわけじゃないんですね。

だって、読者が反応するのは、

「その人が、どう考えたか」だから。

「なぜ、その結論に至ったのか」
とか
「どこで迷ったのか」
とか
「何に引っかかり続けているのか」
とか。

この「途中」がある文章は、
ノウハウでは作れないんです。

ノウハウっていうのは、
結果しか教えてくれないからだ。

ノウハウ依存が進むと起きること

ノウハウを集め続けると、
ある症状が出てきます。

私が体験した症状は以下です。

  • 書き出せなくなる
  • 自分の文章が嫌いになる
  • 何を書いても「借り物感」がある

そして最後に、
こう思い始める。

「自分には、書くことがない」

いやいやいやいや!
違う。

書くことはある。

ただ、出してはいけないと思い込んでいるだけだ。

ノウハウ通りじゃないから。
セオリーを無視してるから。

ノウハウは「使うもの」であって「従うもの」じゃない

誤解しないでほしいんですが。

ノウハウが悪いわけじゃないんです。

「ノウハウなんかクソだ」
って言ってるわけではないんです。

私が言いたいのは、
ノウハウって、使い方の問題だ、ってこと。

で、
ノウハウって、
あとから使うものなのかもしれません

順番はこう。

  1. 感情を書く
  2. 違和感を書く
  3. 正直な言葉を並べる
  4. そのあとで、整える

この最後の「整える」で、
ノウハウを使えばいい。

最初からノウハウに従うと、
自分の、、、そしてあなたの声は出てこない。

薄い文章は「努力不足」じゃない

文章が薄く感じるとき、
たいていの人はこう考える。

「もっと勉強しなきゃ」

「もっとノウハウを知らなきゃ」

で、
ひょっとすると

「もっとすごい人に教わらなきゃ」
って。

それ、たぶん逆。

あなたはもう十分、知っている。

足りないのは知識じゃなくて、

自分の感じたことを、信じる勇気だ。

一度、ノウハウを全部忘れて書いてみてほしい

試してみてほしいことがあります。

  • 読まれなくていい
  • 役に立たなくていい
  • 正しくなくていい

この条件で、
ひとつだけ文章を書いてみる。

「なぜ、これが引っかかっているのか」

それだけを書く。

驚くほど、
言葉が出てくるはずです。

濃い文章は、だいたい不格好だ

本当に伝わる文章は、
最初からきれいじゃないのかもしれない。

少し感情的で、

少し偏っていて、

少し不器用。

でも、
そこに「人」がいる。

ノウハウでは作れないのは、
この「にじみ」とか「歪み」なんです。

あなたの文章が薄いのではない

最後に、これだけは伝えておきたいです。

あなたの文章が薄いんじゃない。

ノウハウで、削りすぎているだけだ。

一度、
集めたノウハウを脇に置いてみよう。

あなたが感じたことは、
もう十分、書く価値がある。

そのままの熱を込めて、
言葉にしてみよう。